■シスターと騎士(おまけ)■
「エーディン様、何をなさっているんですか!!」
ミデェールは大声をあげて、主…もとい己の恋人を見た。
「え?おかしいですか??いつもの格好ではこれから不便だと思ったので。」
何も悪びれた様子がないエーディンは、キョトンと首をかしげる。
おかしいことは無い。彼女はいつものドレス姿ではなく、町娘の格好をしていただけだった。
裾の長い格好では、動くのに何かと不便であったからである。
「いえ・・・・・////とても良くお似合いですが・・・・・・・・・・・って、そうではなくて、もしかして戦場にまで出向かれるおつもりですか!?」
動き易い=戦場にも出向けると脳内変換をしたミデェールは慌てて止めようとする。
「・・・・・・・あのとき、『側にいてくれますか?』と言ったではありませんか。」
ミデェールの心配をよそに、エーディンは拗ねたように言う。
…確かに、自分は言った。『側にいて欲しい』と。
それは嘘偽りのない本心であった・・・・・・・・・・が・・・・・・・・・・
冷や汗をかくミデェールをよそに、エーディンは言い放つ。
「・・・・・・・・私は確かに『はい』と申しました。」
守ってくれるのでしょう?とにっこり微笑んで言われると、惚れた弱みというやつで…
ミデェールは頷かざるを得なかった。
「・・・・それに・・・・・・・・・・・貴方が怪我をした時には、私が手当てを・・・・」
まったく、鈍いんだから!!とミデェールを避難の目で見るエーディン。
しかし流石に恥ずかしいらしく、徐々に声は小さくなっていく。
「!!!」
いくら鈍いといっても、流石に気付いたミデェールは、真っ赤になる。
「ミデェール?」
「あ、あのっ・・・自惚れてもいいんですよね?」
「///はい。」